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「雑草」って誰が決めたの?

皆様、素敵なガーデンライフはお過ごしでしょうか?
暖かい時期になると皆様がお困りになる「雑草」についてのお話を今回はしていこうと思います。

ただ我々グリーンギャラリーガーデンズはこの雑草という響きがあまり好きではありません。
なんとなくですが「雑草」と聞くと「抜かなきゃ!」ってなりませんか?
そんな「雑草」という言葉に対して、朝ドラで一躍有名になられた牧野富太郎氏のこんな名言があります。

「きみ、世の中に〝雑草〟という草は無い。どんな草にだって、ちゃんと名前がついている。わたしは雑木林(ぞうきばやし)という言葉がキライだ。松、杉、楢(なら)、楓(かえで)、櫟(くぬぎ)——みんなそれぞれ固有名詞が付いている。それを世の多くのひとびとが〝雑草〟だの〝雑木林〟だのと無神経な呼び方をする。もしきみが、〝雑兵〟と呼ばれたら、いい気がするか。人間にはそれぞれ固有の姓名がちゃんとあるはず。ひとを呼ぶばあいには、正しくフルネームできちんと呼んであげるのが礼儀というものじゃないかね」

木村久邇典『周五郎に生き方を学ぶ』実業之日本社より

こちらは牧野氏がインタビューを受けた際におっしゃられたお言葉だそうです。
我々人間にも名前があるように、植物たちも敬意を持って名前で呼びましょうということですね。
おそらくこの記事にたどり着いた方たちは植物が好きな方が多いのではないでしょうか。
その愛を少しでも雑草と一括りにされた子たちに分けてもらえるように、
今回の記事では雑草と呼ばれている植物たちの魅力を語っていこうと思います。

しかしそうは言っても実際に放置しておくと厄介な植物も中にはいます。
その植物たちも併せてご紹介をしますので、皆様と雑草たちとのお付き合いの仕方を見出していただければなと思います。

草取りや剪定作業も当店では行っておりますのでお気軽に下のボタンからお問い合わせください😉

目次

≪ドクダミ≫

雑草と聞くとまず思い浮かべる方が多いのかなぁと思っているドクダミ君です。
我々としては抜かなくても良い植物でもあるし、抜いたほうが良い植物だと思っております。
あまり好まれていない理由として匂いが挙げられるのではないでしょうか。
形容しがたい香りをしていますよね…💦

この子も使い方次第でとても魅力的に見せることができる植物だと思います。
当店には道路に面した壁の足元に10㎝の植栽スペースがありますが、今はドクダミがほとんどを埋め尽くしています。
それはそれでかっこいいんですよ😏
しかもその子たちが5月,6月ごろから白いお花を付けるのですがまぁかわいいんですよね😊

もちろん伸びすぎてみっともなくなってしまったら切り戻しています。
また、以前お客様で「ドクダミだけはお茶などにして漢方として使いたい」という方もいらっしゃいました。

しかし、隣地との境界近くに生えてきてしまったドクダミはなるべく抜いてあげた方が良いかと思います。
「地下茎」と言って地面の中で茎が伸びて葉が地上に生えてくるという植物になりますので、
自分のお家からお隣さんのお庭にドクダミが伸びてしまった場合、隣人トラブルの原因になってしまうので
抜いてもよいのではないのかなと思います。

やはり地下茎の植物なので明確な対処法はなく、ひたすら抜くのが一番有効です。
あまりオススメできる対策ではありませんが、昨今では品種改良されたドクダミも出回っております。

こちらのドクダミの方がまだいいなと思えるのであれば、ドクダミでドクダミを制するようにしてみるのも手かもしれません…💦
まだ検証したことがないので何とも言えませんが挑戦してみる価値はありそうです🌸

≪スギナ≫

こちらも「雑草」と呼ばれる中では代表的な植物の一つである「スギナ」です。
太陽を好む植物で、地表には生えていなくても地中に根が残っているとぐわっと生えてきます。
黒土に根が紛れ込んでいることが多く、運び込んだ土に根が残っていて生えてきてしまったという話もよく聞きます💦

なので土壌改良をする際に、土の中に茶色の根っこがある場合は可能な限りで取り除いてあげると対策になりますので
参考にしていただければと思います。

ただスギナは昔から田んぼの土手の形状を保ってくれていたり、生えたての頃はつくしなのでそれを採取して佃煮のようにして食べたりもできます。
ちなみに薬草としても使えますのでただただ嫌うのではなく有効活用してみるというのもオススメです😊

過去に、スギナをひたすら抜き続けたところが生えてこなくなったということがありました。
なので今現在、生えてきてお困りの方は根気強く抜き続けてみてはいかがでしょうか…😉

個人的には短く切りそろえてあげるととても綺麗で、とある公共施設ではグランドカバーになっているようなところもあるそうです😊

≪オオイヌノフグリ≫

見たことある方も多いのではないでしょうか?かわいい青い小さなお花を咲かせてくれるオオイヌノフグリのご紹介です😊
最近減ってきている植物の一つだと思います。というのも土手によく生えていましたがそもそも土手が減ってきているからだと思われます。

お家に生えてくれればラッキーなかわいいお花ですね🌸

生態としては、秋に芽をだして冬に横に広がっていき、早春に花を付けて枯れてしまいます。
暑い夏の間は種で過ごしてやり過ごす子ですね。
この子はお庭に出てきたも広がりすぎない限りは抜く必要がないと思います。
お世話して楽しむのがオススメです😊

≪クズ≫

最強の植物と言っても過言ではないほどの生命力・繁殖力を持つ「クズ」のご紹介です。
荒地でも良く育ち、放置をしていると木を覆いつくすほどまで伸びるツタの植物です😨
造成地の山から降りてきてフェンスに絡まっている様子を見たことがある人も多いのではないでしょうか…

何が一番厄介かと言うと地表を覆いつくしてしまい、地面が呼吸をすることができなくなってしまうことです。
そうなってからでは元から駆除しようにも見つけるのは困難なので見つけたら早めに対処することが大切です。

取り除いたものは編み込んでカゴにしたりもできるようなので、使ってあげても良いと思います😊

≪チガヤ≫

こちらもよく見かける植物の一つだと思います。とにかく強く、しっかりと根っこから取り除かないと放置したときに広がってしまいます。
チガヤは肥沃な土地にはあまり生えてこないので、もし生えてきた場合にはお庭の土が良くないと考えた方がよいです。
なので、その時は土壌改良をしてあげたら減ったという実例もあるのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか😊

河川敷で見る機会が多いチガヤですが、群生して穂が上がってくる様は圧巻です👀
地下茎で伸びるので注意が必要しながら、お庭で一

≪カタバミ≫

最後はこちら、カタバミです✨
クローバーと似ていてよく混同されてしまう子ですが実は違います😯

左がクローバーで右がカタバミです。
葉に白い線が入っているかいないかの違いがわかるでしょうか?
見比べれば一目瞭然な違いですね😊
ではなぜ今回カタバミかというと、お花がかわいいからなんですよ🌸

こちらです。ね?かわいいでしょ?😏
ちなみに紫色のお花もあります🌸それもかわいらしいんですよね…
ハート型の葉にかわいいお花がとてもいとおしい植物です😊

一点注意があるとしたら面の葉で横に増えていくので育てたい植物の上に重なってしまうと光合成が阻害されてしまいます。
なのでしっかりと区分けしてかわいがってあげるといいのかなと思います。

≪最後に≫

いかがでしたでしょうか。様々な植物をご紹介してきましたが、
結局は一部の植物を除いて、手入れさえしてあげれば観賞用として楽しめるということです🌸
地域や環境によって生えてくる植物は違うと思いますが、少しでも皆様の素敵なお庭造りのお力になれていれば幸いです😊

当店では外構工事、植栽、剪定、草取りなど承っております。
何かお庭でお困りごとがありましたらぜひお気軽にお問い合わせください😉


また当店が運営しているYouTubeチャンネルでも有益な情報を発信しているのでそちらもチェックしてみてください😉

ちなみに今回の記事の元となった動画は下に添付しておきますのでそちらもチェックをお願いいたします🌸
最後までご覧いただきありがとうございました😊

【損してます】絶対抜いてはいけない!?春の雑草との付き合い方を解説!【雑草】【ガーデンアイデア】
【そのままだと危険!】多くの人が悩む雑草問題!上手な付き合い方と対処法を初心者にもわかりやすく解説!【お庭】【植栽】

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