お庭のテーマを決めませんか?
一概に「お庭」と言ってもその種類は千差万別です。テーマを決めずになんとなく素敵そうなものを揃えるなどで
お庭造りを始めるとまとまりのないお庭が完成してしまって結局後悔することになるかもしれません…
お金も時間も無駄にしてしまうその前に!自分の理想のお庭のテーマを決めてそれに合わせたアイテムや
植物たちを集めていきましょう✨
①これからお庭造りをしようとしている方
②自分の好みがわからない方
③お庭をデザインチェンジしようと思っている方
は最後までみていただけると
「自分の好きなお庭のデザインはこれなんだ!」
といろいろな気付きが生まれるような記事になると思いますのでぜひ最後でみてください😊
≪ナチュラルガーデン≫
ありのままに育てたり、剪定を控えめにして自然なお庭を楽しむガーデンデザインのことをナチュラルガーデンです。
ベンチ・アーチ・ガーデンファニチャーを置くとしたらプラスチック製品を使用するのではなく、アンティーク寄りの雰囲気の
製品を使用してあげるのがオススメで材料統一のルールが明確になっているお庭のスタイルです。
よく使用される植物としてはラベンダーやユーフォルビアなどの50~60㎝まで成長して花が咲く宿根草が多いです🌸
≪ボーダーガーデン≫
ボーダーガーデンは様々な考え方がありますが、大まかにまとめると公園などの公共の場で用いられることが多く、
規則的な植栽が特徴的なガーデンデザインになります。
ボーダーガーデンはお花の色を緻密に計算して作っていくお庭なので、
「いつ開花するのか」「どれくらいの高さに成長するのか」をしっかりと把握して
人から見たときに奥に向けて上がっていくような植栽をしましょう😉
境界地などの狭小地の植栽の際は隣家への地下茎やこぼれ種(植物から自然に落下した種子から芽がでてしまうこと)による
近隣トラブルに注意を払うようお気を付けください。
≪シェードガーデン≫
ここまではデザインのルールのテーマが多かったのですが、シェードガーデンは日あたりが悪いお庭の総称になります。
なのでここではシェードガーデンで植物を選ぶコツについてお話していきます。
〈膨張色〉
膨張色とは、背景から浮き出て見えたり膨張して(膨らんで)見える作用があるといわれる色群のことで、黄色や白色が当てはまります。
なので植物でいうと白いお花の植物や斑入りの植物、ライム色の葉のものになります。
そういった膨張色の植物を入れると華やかにしてくれますが、写真ではなかなか伝わらないのでぜひ実践してみてください😊
≪ドライガーデン≫
別名、カリフォルニアガーデンとも呼ばれる若い方に人気のガーデンデザインですが、南国系のデザインが好きな方にもオススメです☺
基本的には南国の石を多く使用して、サボテンやアガベなどを間隔を空けて植えるガーデンのことです。
ドライガーデンの特徴としては一つ一つが高価になってきます。また、手入れの必要がないことも特徴です。
言い換えると「手入れをすることができない」という表現が正しいかもしれません…笑
アガベであれば下の方の傷んでしまった葉を取り除くことしかできませんし、サボテンに関しては本当にやることがありません笑
ですので、今後の成長を見越して植物同士の間を空けた植栽を心がける必要があります。
お互いのトゲで刺し合わないように気を付けてください😉
ただ、気候が大切にもなるテーマの一つなので、関東以南で日光が良く当たるようなお庭でなければ維持管理は難しいデザインです。
≪ロックガーデン≫
先ほどの「ドライガーデン」と一色淡にされがちな「ロックガーデン」ですが、当店の見解としては別物だと思っています🌸
ヨーロッパの岩波の中に自生している宿根草をガーデンに落とし込むのがはじまりと言われています。
(同業の方で違う意見がある方は教えてください🙇♂️)
ドライガーデンとの違いとしては使用する石の種類が異なります。
具体的な石の種類としてはイギリスのコッツウォルズ地方でしか採れない天然石の「コッツウォルズストーン」が代表的です。
配置としては山から石が転がり落ちてきたように配置をして、その隙間から植物が生えてきたような植栽をするのがポイントです☺
最後に…
以上が今回ご紹介するガーデンデザインになります。ここまででご紹介したお庭以外にもウォーターガーデン・ラストガーデン・
ジャパニーズガーデンなどなど、様々なガーデンデザインというものが存在していますのでお庭造りを始める前に、
「私(たち)は何が好きなのだろうか」と自分やご家族と相談していただいてからお庭を楽しんでいただければと思います。
皆様のガーデンライフがより良いものになるお力になれたら幸いです😊
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