一般的なフェンスの高さ制限について

一般的なフェンスの高さ制限については、以下のような点が考慮されます：

1. 建築基準法による制限：境界フェンス、道路に面したフェンス、河川や海岸に面したフェンスのいずれの場合も、2.2m以下にする必要があります。ただし、隣地との境界フェンスは、隣地の所有者の承諾を得れば、2.2mを超える高さのフェンスを設置することができます。
2. フェンスの素材による制限：鋳物のフェンスは通常400mm、600mm、800mmの高さがあります。形材のフェンスは600mm、800mm、1,000mm、1,200mmの設定が多い傾向にあります。
3. 目隠しフェンスの高さ：目隠しを行う場合、地面からフェンスの上までが約180～200cmと言われています。ただし、これはあくまでも人が立っている時の目線が基準となっているので、家族の身長や隠したい場所などによって必要な高さは異なります。

以上の点を考慮することで、適切なフェンスの高さを決定することができます。ただし、具体的な高さを確認したい場合には、外構業者に現地調査を依頼することをお勧めします。また、法令違反にならないように、高さの上限に注意しましょう。